カトー折りの散歩道(第三十一歩)

■あたりまえを、止めるな

9月でも暑いですね。私は退職してから2年が経ちました。
それでもおかげさまで忙しい毎日です。とてもよいことです。歩くことも頭を使うこともあるので、元気です。ということで、昨日も出かけておりまして、バス停で待っておりますと、そこは屋根があって、日差しもあるのでホッとしておりました。そこに大きな壁があって、大きなポスターが貼ってあります。ポスターには「当たり前の日々を守るために」とあります。トラック協会のポスターでした。人手不足の問題を訴えているポスターなのでしょう。

世の中は今、あらゆるところで人手不足だということで、ニュースでもバスの運転手やトラックの運転手が足りなくて、バスの運行を廃止した路線があったニュースを見ました。私たちの暮らしにも直接、影響する極めて深刻な状況だと感じました。

あー、これは簡単には解決しないけど、なんとかしないといけない問題です。こういう事例が日々出ていることが気になります。そう、そう、消防団になる人も減っているんです。若い人が入ってきているのに、退職していく人の方が多いんですよね。

その私ですが、働けるけど、日々、昔と違うなぁと思うことがあります。だんだんモチベーションとか、何かを決意したり、覚悟していくのに時間がかかるようになりました。だんだん頑固になっていくのでしょうか。困ったことです。判断が遅くなったりします。これは脳年齢の影響もあるのだろうと思います。

そんなとき、娘からLINEが入ってきました。新聞紙でエコバッグを作ってほしいというものでした。
えっ、久しぶりだなぁと思って、これまで折っただけのバッグでなく、糊もちゃんと使って、きれいに作ってみようと思いました。先ほどできあがりました。LINEにその写真を送ったところ、とても喜んでくれました。
あれ、そう、頑固だからなかなか決心がつかないことが娘の一言で、簡単に身体が動いて、行動ができたことに気づいたのです。そうかーうれしい、楽しい感情があることがとても大事なんだということに気づかされました。
人手不足というけれど、何かうれしい、楽しい感情がそういった問題を解決してくれる糸口になるんじゃないかと思いました。(カトー折り 加藤 祐一)

■今月のカトー折り
~エコバック新聞紙~