カトー折りの散歩道(第三十七歩)

■称賛される
もう年度末、我がマンションには、回覧という習慣があって、その回覧には次期理事会の名前が書かれていた。理事長はこの人に決まったのかと思った。私は昔から修繕委員で、いまは専門委員に変わったが、ずーっと係わっている。お陰様でマンションのコミュニケーションは円満で、和むところもあるが、嫁には係わりすぎを注意される。
どんなにやってもいいことでも身内から称賛されないと自分の本来の元気というか、気力というものが出ないということに、私自身気づいている。誰もそうだと思う。応援されたり、称賛されたり、されることがいかに重要なファクターであるか、ここにもっと注目すべきだと思っている。
ずーっと専門委員をやるのも、ずーっとカトー折りをやっているのも、称賛されたという事柄が記憶としてあるからこそ、その称賛さえたことを楽しんでやれるのである。そして、今回理事長になった彼は専門委員でもあった。彼が次の理事の当番になったと言った。それで理事長になる人が誰もいないともらした。そこで私は彼にこういった。何を言っているんですか、あなたが理事長ですよ、あなたがふさわしいです。始める時間帯が早くて出れないなら、あなたが遅らせてほしいというなら、喜んで変えますよ、ね、皆さん、皆は同意して、そのように変えたのが2週間前だった。
今朝、回覧にあったのは理事会の議事録だった。最後のページに次期理事会のメンバーリストがあり、その理事長の名前は彼の名前だった。(カトー折り 加藤 祐一)

■今月のカトー折り
~おわん~新聞紙を折って、お椀を作ってみよう!